収束させたレーザー光の高温で材料を蒸発させ、溝を掘ったり切断したりします。
いろいろなものが簡単に切断できますが、一部加工禁止の材料があります。
レーザーの種類や出力によって、加工できるものやその程度が変わってきます。当施設で持っているのはCO2レーザー機になります。
Podea Zero Corsa (ポデア) :CO2レーザー(金属発振菅)、出力40W、加工エリア300×600mmx高さ140mm
加工したいデータを読み込んで、レーザー加工機を動かして加工します。
最初の制御ソフトです。
対象OSをWindowsに絞ることで開発効率をアップし、機能や能力をアップさせた、今後の制御ソフトです(2023/12パイロット版リリース)。
非常に強い光をレンズで集めて、その熱でピンポイントで材料を焼いて加工(固体⇒気体)するだけなので、本来はあまり材料を選ばないはずですが、いろいろな理由から加工できない素材もあります。
※レンズの焦点は1点になりますので、深い場所には焦点が合わなくなり光が弱まります。また、光が遮られても加工できません。そのため、材料が厚い場合はどのくらいまで切断ができるか、テスト加工が必要です(これまでアクリルは5mm、MDFは9mmまでは切断したことがありますが、それ以上は要確認です。アクリルはもっといけると思いますが、MDFは切断面が炭化して平らでなくなってきており、このあたりが実用上限界だと思います)。