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人感(焦電)センサモジュールの作成 | 2024/11/10 18:49 | [設置] |
うごく常設展示の開始(展示スペース) | 2024/11/10 18:47 | |
制作品展示スペース | 2024/11/10 18:45 |
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3Dのモデルデータを作る方法に、スカルプトというジャンルがあります。平面や曲面、球面と行った単純な形の位置/長さ/角度などを編集してコップや機械などの形を作ってゆくCADでは一般的なやり方に対して、押したり引いたりなでたり線を描いたりといった感覚的な動作でモデルを変形させて望む形を作っていくやり方です。裏では人間の感覚的な動作をモデルデータの加工に変換してゆくツール(ブラシ)が膨大な量のデータ編集を肩代わりしてくれています。
最初のやり方で、コップではなくギリシャ彫刻のようなモデルを作れと言われたら気が遠くなってしまいますが、スカルプトでなら習熟すればいつか自分にもできるのではと思わせてくれます。
また、スカルプトで作業していると、形がうまく出来ても出来なくても、楽しさがついてきます。他人とまったく同じものを作ることは不可能で、その時点の自分の技量に応じた形が必ず出来上がるので、ここをこうしたい、もっとうまくなりたいというモチベーションにつながっていきます。彫刻、陶芸、絵画、楽器、スポーツのようなジャンルに近いものを感じます。パソコンやタブレットさえあれば始められるので、初心者にこそスカルプトでの3Dモデリングをおすすめしたいと思います。
さて、初心者向けに無償バージョンとして提供されているZBrush Core Miniというスカルプトソフト(業務用にも使われているZBrushの機能限定版です)を試してみて、これはと思った私もスカルプトをやりたくなり、道具を購入しました。PCにつないで使うペンタブレットで、キーボードより一回り短いぐらいの大きさのHuion H640Pというものです。いつも使っているマウスが手に馴染んでいるので、今のところ使っていて全然不便は感じないのですが、一般的に使われている道具を使うと使いやすくなるのか知りたかったためです。
買ってみてちょっと気になったのが、専用のスタイラスペンのペン先が露出しているので、持ち運びの際に折れたり傷がつくかもしれないなということでした。純正のペン立ては付いてきますが、持ち運びには役に立ちません。そこで専用のケースを3Dプリンターで作ることにしました。
どんなケースにするか、以下のような条件を考えてみました。
いくつか思いついたアイディアは、
3分割やねじりは複雑で難しそうなので、2分割でペンを包む形のケースで、ペンを使っているときは開いてペンおきにできるような形にします。
Fusion360で3Dモデルを作成します(このような用途ではスカルプトソフトは向きません)。
Fusion360で行ったデザインの手順は、大体以下のようになります(実際は行きつ戻りつしてますが)。
※ 自分で出力してみたい方がいらっしゃれば、ここで使用したSTLファイルを提供いたします(プリントの結果は保証できませんが)。ふたつぼしHPのお問い合わせ欄からご連絡ください。