Fusion360を使うのは、寸法をきちんと合わせた複数部品のデザインがしやすいことと、実際の部品のはめ合い具合をみて、レーザーカットで発生する切断線の切りしろ分、寸法を微妙に調整する必要があるためです(硬い樹脂なので、微妙な寸法の違いで、入らなくなったりゆるゆるになったりします)。
そのために、「ソリッド/修正/面をオフセット」を使って部品同士が接する部分の寸法を微調整します。共通の調整値を多くの部分に一括で適用することができ、さらに元デザインをいじることなく別の所で調整できるので、切断の条件が変わった時にも容易に対応できます。
履歴から一連の作業中の必要な部分のみを簡単に変更でき、それが全体に反映してくれる基本機能があってこそ実現できる便利さです。