このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
activities:products:aluminium_case [2021/11/21 17:18] Staff_Ujiie [1刃あたりの送り(mm)] |
activities:products:aluminium_case [2021/11/21 17:33] (現在) Staff_Ujiie [加工結果] |
||
---|---|---|---|
行 83: | 行 83: | ||
\\ | \\ | ||
==== 1刃あたりの送り(mm) ==== | ==== 1刃あたりの送り(mm) ==== | ||
- | 刃物によって刃の枚数はいろいろですが、切削中に材料を削っているのは主に1枚です。その1枚分の切削量にあたります。\\ 主軸の回転数や刃物の移動速度の設定も、結局この材料に直接当たる刃の部分が性能を発揮できるような状態にするのが目的です。 | + | 刃物によって刃の枚数はいろいろですが、切削中に材料を削っているのは主に1枚です。その1枚分の切削量にあたります。 |
+ | * 主軸の回転数や刃物の移動速度などの設定も、結局この材料に直接当たる刃の部分が性能を発揮できるような状態にするのが目的です。 | ||
* 今回の設定では、0.15mmにしています。 | * 今回の設定では、0.15mmにしています。 | ||
行 129: | 行 130: | ||
{{: | {{: | ||
- | * シミュレーションの様子の動画 [[https:// | + | * シミュレーションの様子の動画 [[https:// |
\\ | \\ | ||
===== 切削加工 ===== | ===== 切削加工 ===== | ||
行 170: | 行 171: | ||
{{: | {{: | ||
\\ | \\ | ||
- | * 本体底面とパネルとであまりにも結果が異なっているのですが、一つには使われているアルミの硬度も影響していると思います。\\ ケースの仕様を確認してみると、 パネルはA1050(純アルミ):ブリネル硬さ20(柔らかい)、本体フレームはA6063(アルミ合金、サッシ材料):ブリネル硬さ60と、使われているアルミの種類が異なっていて、その硬さにも差があります。\\ パネルの切削中は削ったアルミが刃物に絡まってきて、剥がしてやる必要が出たりしましたが、本体底面の切削では、削り屑がパラパラと散っていく感じでした。 | + | * 本体底面とパネルとであまりにも結果が異なっているのですが、一つには使われているアルミの硬度も影響していると思います。\\ ケースの仕様を確認してみると、 パネルはA1050(純アルミ):ブリネル硬さ20(柔らかい)、本体フレームはA6063(アルミ合金、アルミサッシの材料):ブリネル硬さ60と、使われているアルミの種類が異なっていて、その硬さにも差があります。\\ パネルの切削中は削ったアルミが刃物に絡まってきて、取り除いてやる必要が出たりしましたが、本体底面の切削では、削り屑はカリカリと散っていく感じでした。 |
{{: | {{: | ||
\\ | \\ |