▽このページの目次▽

プリントテストの結果

テストモデルについて

 6cm四方位の大きさですいつも各フィラメントのテスト出力に使っているのは、ひとつで総合的にテストできる
“MINI All In One 3D printer test by majda107” February 26, 2018, (CC BY 4.0)
https://www.thingiverse.com/thing:2806295
というモデルです。

色々な観点からチェックができるようになっていますが、通常の設定で出力して、細部の形状の出来と、オーバーハングのアーチやブリッジ部分でどのくらい持ちこたえたかを見ています。

PLA(ポリ乳酸)

eSun(PLA+)

かっちりした印象です 80°未満は大丈夫です ブリッジもしっかりしています 柱の太さも一定です 少しだけ糸ひきが見えます 端はいいのですが、内側が粗い凸凹です


STVictory(PLA+)

いい色です 後ろ側 大きな崩れはありません ブリッジも危なげないです 拡大すると柱はきれいとはいえないです 円柱も少しカクカクしています


QIDI純正(本体同梱)

かっちりした印象です 正面 斜め 上面の各造型もきれいです オーバーハングは最大80°まで 端からすこしほぐれてきています


Maestro(ATOM)純正(本体同梱)

雪のような白です 上面中程のブリッジは6本とも変形ありません 奥に少し糸引いてます 短い方のアーチは75°まで 文字もきれいに出ています 表面の繊維が少し浮いています


Overture (マット)

ツヤがないと状態が見やすいです 大きな破綻は見られません   柱の太さもそろっています 上面は少し凸凹が目立ちます アーチの裏面は結構苦しそうな状態です


RepRapper

少し光を通します アーチのフチは丸くなってきています 上面はしっかりしています アーチの裏面は苦しそうです 柑橘類の表面みたいです 糸引きとダマが少し付いています


Ankun

プリント直後 不規則に糸が見られます オーバーハングは強い ブリッジがもう少しで落ちそうです 糸引きとテカリが目立ちます


Longsell (シルク/メタリック)

艶を押さえたゴールド オーバーハングに強い 奥から2番めのブリッジが! こけしが集まって相談


Hello3D (シルク/メタリック)

下はきれいですが、アーチのフチが怪しいです 崩れて垂れてきそうです 途中までは頑張っていますが 乗っても大丈夫そうなブリッジです こちらはこけし感があまり感じられません


DEMA(PLA-F)

アーチのフチがもぞもぞしています 上面はぜんぜん問題ないです 案の定 橋げたも頑張っています 四角の角がきっちりしています 色が蕎麦かこんにゃくを思わせますね


まとめ