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tools:laser:index.html [2024/07/12 13:39] Staff_Ujiie [加工機制御ソフト] |
tools:laser:index.html [2024/07/12 14:15] (現在) Staff_Ujiie [工具・用具] |
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====== レーザー加工機 ====== | ====== レーザー加工機 ====== | ||
- | 収束させたレーザー光の高温で材料を蒸発させ、溝を掘ったり切断したりします。 | + | 収束させたレーザー光で材料を高温で蒸発させ、溝を掘ったり切断したりします。 |
いろいろなものが簡単に切断できますが、一部加工禁止の材料があります。 | いろいろなものが簡単に切断できますが、一部加工禁止の材料があります。 | ||
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行 39: | 行 39: | ||
* **鏡(鏡面)**:鏡面の素材にもよりますが、レーザーを反射してしまうと加工できないだけでなく非常に危険ですので禁止します。反射しない裏面からの加工であれば可能です。アクリルミラーは裏面から切断・彫刻加工ができます。 | * **鏡(鏡面)**:鏡面の素材にもよりますが、レーザーを反射してしまうと加工できないだけでなく非常に危険ですので禁止します。反射しない裏面からの加工であれば可能です。アクリルミラーは裏面から切断・彫刻加工ができます。 | ||
- | * **塩化ビニル素材**は、焼くと腐食性の有毒ガスが発生し、機械の内部をだめにしてしまうので全面禁止です。メーカーのサービスも受けられなくなります。塩ビが含まれているかどうか不明な素材は、専用の器具を使って炎色反応で確認します。 | + | * **塩化ビニル素材**は、焼くと腐食性の有毒ガスが発生し、機械の内部をだめにしてしまうので全面禁止です。メーカーのサービスも受けられなくなります。塩ビが含まれているかどうか不明な素材は、専用の器具(「塩ビちゃん」;施設内にあります)を使って炎色反応で確認します。 |
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* **石材やガラス**も(切断は無理ですが)彫刻(マーキング)なら加工できます。 | * **石材やガラス**も(切断は無理ですが)彫刻(マーキング)なら加工できます。 | ||
- | ※レンズの焦点は1点になりますので、深い場所には焦点が合わなくなり光が弱まります。また、光が遮られても加工できません。そのため、材料が厚い場合はどのくらいまで切断ができるか、テスト加工が必要です(これまでアクリルは5mm、MDFは9mmまでは切断したことがありますが、それ以上は要確認です。アクリルはもっといけると思いますが、MDFは切断面が炭化して斜めになってきており、このあたりが実用上限界だと思います)。 | + | ※レンズの焦点は1点になりますので、材料の深い場所には焦点が合わなくなり光が弱まります。また、光が遮られても加工できません。そのため、材料が厚い場合はどのくらいまで切断ができるか、テスト加工が必要です(これまでアクリルは5mm、MDFは9mmまでは切断したことがありますが、それ以上は要確認です。アクリルはもっといけると思いますが、厚いMDFは切断面が炭化して斜めになってくるので、このあたりが実用上限界だと思います)。 |
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* **マスキングテープ** | * **マスキングテープ** | ||
* 光によって加工するため、材料に力がかかりませんので、材料をきちんとと固定する必要はありませんが、給排気によって加工機内部で発生する空気の流れや動く部分からの振動を考慮して、紙など軽い材料を加工する時は、マスキングテープで何箇所か加工テーブル枠に留めておくと安心です。\\ \\ | * 光によって加工するため、材料に力がかかりませんので、材料をきちんとと固定する必要はありませんが、給排気によって加工機内部で発生する空気の流れや動く部分からの振動を考慮して、紙など軽い材料を加工する時は、マスキングテープで何箇所か加工テーブル枠に留めておくと安心です。\\ \\ | ||
- | * アクリル板の保護紙がなかなか剥がれないときは、マスキングテープを上から貼っていきなりバリッと引っ張ると楽に剥がれてくれます。急加速の衝撃が重要です。\\ \\ | + | * アクリル板の保護紙がなかなか剥がれないときは、マスキングテープを上から貼っていきなりバリッと引っ張ると楽に剥がれてくれます。急加速で衝撃を与えるのがコツです。\\ \\ |
* 加工時に発生する煙やガスの影響で材料が汚れるのを防ぐために、マスキングテープを加工する表面に貼ってそのまま加工し、加工後に剥がすという使い方もよく行われます(画像で切っているのは3Dプリンターのビルドシート素材です。塩ビ判定でも使っています。)\\ {{: | * 加工時に発生する煙やガスの影響で材料が汚れるのを防ぐために、マスキングテープを加工する表面に貼ってそのまま加工し、加工後に剥がすという使い方もよく行われます(画像で切っているのは3Dプリンターのビルドシート素材です。塩ビ判定でも使っています。)\\ {{: | ||
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