ふたつぼし inside

制作・活動内容、機材の使い方、作り方などなど

ユーザ用ツール

サイト用ツール


tools:laser:howto

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面にリンクする

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
tools:laser:howto [2021/12/24 14:34]
Staff_Ujiie [材料の保護]
tools:laser:howto [2023/03/31 18:37] (現在)
Staff_Ujiie [材料セットの位置]
行 63: 行 63:
     * 彫刻加工ではレーザーヘッドは、加工条件で設定した速度で左右に行ったり来たりします。その際に一旦止まって向きを変えて動き始めるので、速度が上がるまでに距離が必要です。\\ そのため左端に材料をセットして速度を早く設定していると、材料上でまだ速度が追いついていない部分が出る可能性があり、均等に加工出来ません。それを避けるために__材料の左右に助走距離__を確保しておきます。     * 彫刻加工ではレーザーヘッドは、加工条件で設定した速度で左右に行ったり来たりします。その際に一旦止まって向きを変えて動き始めるので、速度が上がるまでに距離が必要です。\\ そのため左端に材料をセットして速度を早く設定していると、材料上でまだ速度が追いついていない部分が出る可能性があり、均等に加工出来ません。それを避けるために__材料の左右に助走距離__を確保しておきます。
  
-    * 材料の縦横を加工機のレーザーヘッドの水平/垂直に合わせるには、加工テーブルの端を目安にします。端からの距離を測って位置を決めます。ただし厳密には加工テーブルの端とヘッドが動くX軸の部品の平行が取れているわけではありません。加工するデータもそのつもりで準備します。+    * 材料の縦横を加工機のレーザーヘッドの水平/垂直に合わせるには、加工テーブルの枠の端を目安にします。端からの距離を測って位置を決めます。ただし厳密には加工テーブルの端とヘッドが動くX軸の部品の平行が取れているわけではありません。加工するデータもそのつもりで準備します\\ (前に一度チェックしてみたら、横方向600mmの両端で縦に1mm程度ずれていました。ただしこれもテーブルの台にハニカムテーブルを取り付ける際のズレで変わってくる可能性もあります)
       * 大きめの材料から一回で彫刻/切断両方の加工を全部行う場合は、材料から加工がはみ出さないように気をつけるだけでよいので、そう問題ではありません。       * 大きめの材料から一回で彫刻/切断両方の加工を全部行う場合は、材料から加工がはみ出さないように気をつけるだけでよいので、そう問題ではありません。
       * 加工を何回かに分けて行ったり、最初から加工する位置がはっきり決まっている材料を使う場合は面倒です。__一番正確なのは、加工するレーザーそのもので引いた線__ですので、あらかじめテーブルに紙を貼って、加工品の外枠や基準線をレーザーで切り抜いて、その切り抜き箇所に材料を合わせてから加工を行うような工夫が必要です。       * 加工を何回かに分けて行ったり、最初から加工する位置がはっきり決まっている材料を使う場合は面倒です。__一番正確なのは、加工するレーザーそのもので引いた線__ですので、あらかじめテーブルに紙を貼って、加工品の外枠や基準線をレーザーで切り抜いて、その切り抜き箇所に材料を合わせてから加工を行うような工夫が必要です。
tools/laser/howto.1640324094.txt.gz · 最終更新: 2021/12/24 14:34 by Staff_Ujiie