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Staff_Ujiie [スライサーソフトウェア]
tools:3dprint:qidi3:index.html [2024/07/13 11:26] (現在)
Staff_Ujiie [Klipperファームウェア]
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 その一方、カーボンファイバーが混ぜてあるフィラメント(~CF)用に、高硬度ノズルの交換モジュールが同梱されています。 その一方、カーボンファイバーが混ぜてあるフィラメント(~CF)用に、高硬度ノズルの交換モジュールが同梱されています。
 カーボンファイバーは強度アップのためにフィラメントに混ぜられる材料ですが、非常に硬いので、使っているうちに真鍮製のノズルは穴が削れてしまい、ノズル部分を交換しないといけなくなります。 カーボンファイバーは強度アップのためにフィラメントに混ぜられる材料ですが、非常に硬いので、使っているうちに真鍮製のノズルは穴が削れてしまい、ノズル部分を交換しないといけなくなります。
-この削れを防ぐための高硬度金属で出来たノズルが付いた交換モジュールに換装することで、カーボンファイバー入りの材料が使いやすくなります。+この削れを防ぐための高硬度素材(焼入れ鋼や上位モデルではルビーも使われます)で出来たノズルが付いた交換モジュールに換装することで、カーボンファイバー入りの材料が使いやすくなります。
  
 この3Dプリンターは、従来よりも個人よりも事業ユースを意識した製品に仕立てられていて、強度が求められる部品製作用途でも使い勝手がよくなっています。 この3Dプリンターは、従来よりも個人よりも事業ユースを意識した製品に仕立てられていて、強度が求められる部品製作用途でも使い勝手がよくなっています。
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 これは、もともと自分で加速度センサーを設置して共振周波数を調べてシステムに入力するという作業が必要なものという認識でしたが、ここではメニュー画面でボタンを押すだけで、自動で共振周波数を測定してシステムにセットしてくれます。後は何もしなくてもプリント時に共振補正が適用されます。さすが新製品の3Dプリンターです。 これは、もともと自分で加速度センサーを設置して共振周波数を調べてシステムに入力するという作業が必要なものという認識でしたが、ここではメニュー画面でボタンを押すだけで、自動で共振周波数を測定してシステムにセットしてくれます。後は何もしなくてもプリント時に共振補正が適用されます。さすが新製品の3Dプリンターです。
  
-今後も本家Klipperで機能が追加されたりしたら、ファームウェアのアップデートとして反映してくれる可能性も期待できます。+オートベッドレベリングも付きました。静電容量センサでビルドプレートとの距離を測定するようなので、非接触で16箇所の高さを測ってくれます。 
 +ノズルとビルドプレートとの距離を、付属のシートでやや抵抗を感じる高さに微調整する作業を手動で行うのは従来どおりです。オートベッドレベリングは、この高さを基準としてプレートの各場所の高さを測り、プレートの傾き状況を確認します。 
 +従来機で、ビルドプラットフォームの角の3箇所のネジで高さ調整をして傾きを直していた部分に相当します。ただし、今度は物理的な傾き調整作業はありません、その分造形の際にZ軸の上下で補正を行っていると思います。 
 + 
 +今後も本家Klipperで新しい機能が追加されたりしたら、ファームウェアのアップデートとして反映してくれる可能性も期待できます。 
 + 
 +[[tools:3dprint:qidi3:firm_update_error|ファームウェア更新トラブル]](2024/6)
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 ==== 本体 ==== ==== 本体 ====
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 ==== ビルドプレート(シート) ==== ==== ビルドプレート(シート) ====
-従来機からのマグネット固定式の脱着ビルドシートですが、表面が樹脂のものから金属に変わりました。 +従来機からのマグネット固定式の脱着ビルドシートですが、表面が樹脂のものから金属に変わりました。 
-同梱の冊子ではフレキシブルHFプレートと書いてありますが、PEIプレートという種類シートだ思います。金属板表面にコーティングを施したもので、以前通販サイトのレビューがよかったので、いつか使いたいと思っていたものです。+同梱の冊子ではフレキシブルHFプレートと書いてありますが、PEIプレートにマンガンを追加したものとのす。PEIプレートは金属板表面にコーティングを施したもので、以前通販サイトのレビューがよかったので、いつか使いたいと思っていたものです。 
 プリントしたものがたやすく剥がれてくれるのが第一印象です。プラットフォームのマグネットにはしっかりくっついているので、むしろそちらをはがずのに力が要ります。 プリントしたものがたやすく剥がれてくれるのが第一印象です。プラットフォームのマグネットにはしっかりくっついているので、むしろそちらをはがずのに力が要ります。
 +
 +冷えてくれば、力を入れなくともプリントしたものがばらばらと剥がれてくれるようですが、実際のところプリントの都度冷えるまで待っていられないので、スクレーパーで剥がしています(力は要りません)。従来機では、金属製の刃のついたスクレーパーを常用していましたが、これだと今度のビルドシートだと傷がついてしまうと思い、プラスチック製のものを使っています。
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 {{:tools:3dprint:qidi3:p4063650r_w600.jpg?direct&200|表面には細かい凸凹があります}} {{:tools:3dprint:qidi3:p4063650r_w600.jpg?direct&200|表面には細かい凸凹があります}}
  
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 公式サイトのドキュメント類は、スライサーに関しては充実しています。[[https://wiki.qidi3d.com/en/software/QIDISlicier|公式ページ]]に項目別に分かれて、操作手順、機能、各種プリント設定の仕方、トラブル対応などの説明があります(ここは英語です)。分量も多いのでむしろ目を通すのが大変です。 公式サイトのドキュメント類は、スライサーに関しては充実しています。[[https://wiki.qidi3d.com/en/software/QIDISlicier|公式ページ]]に項目別に分かれて、操作手順、機能、各種プリント設定の仕方、トラブル対応などの説明があります(ここは英語です)。分量も多いのでむしろ目を通すのが大変です。
  
-しばらく使っていて、メニューの項目でQIDIの公式サイトに説明が見当たらないものがいくつかあるのに気づきました。そのようなものはオリジナルの[[https://help.prusa3d.com/ja/category/prusaslicer_204|PrusaSlicerのサイト]]で見つかります。スライサーのソフト自体も、QIDI製品用の設定が組み込んである以外は、オリジナル版からそれほど変わっていない感じです。+しばらく使っていて、メニューの項目でQIDIの公式サイトに説明が見当たらないものがいくつかあるのに気づきました。そのようなものはオリジナルの[[https://help.prusa3d.com/ja/category/prusaslicer_204|PrusaSlicerのサイト]]で見つかります。 
 +スライサーのソフト自体も、QIDI製品用の設定が組み込んである以外は、オリジナル版からそれほど変わっていない感じです。
  
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tools/3dprint/qidi3/index.html.1720228245.txt.gz · 最終更新: 2024/07/06 10:10 by Staff_Ujiie