ふたつぼし inside

制作・活動内容、機材の使い方、作り方などなど

ユーザ用ツール

サイト用ツール


tools:3dprint:qidi:print_head_disassembly

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面にリンクする

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
tools:3dprint:qidi:print_head_disassembly [2022/11/20 11:43]
Staff_Ujiie [プリントヘッドの分解(X-Plus/X-MAX)]
tools:3dprint:qidi:print_head_disassembly [2023/12/25 11:30] (現在)
Staff_Ujiie [プリントヘッドの分解(X-Plus/X-MAX)]
行 1: 行 1:
-====== プリントヘッドの分解(X-Plus/X-MAX) ======+====== プリントヘッドの分解 (X-Plus/X-MAX) ======
 {{:tools:3dprint:qidi:p7174376r_w000.jpg?direct&500|写真はX-MAXのプリントヘッドです。こうやって見ると、ノズルの入り口も少し違いますね。}} {{:tools:3dprint:qidi:p7174376r_w000.jpg?direct&500|写真はX-MAXのプリントヘッドです。こうやって見ると、ノズルの入り口も少し違いますね。}}
 QIDI X-Plus/X-MAXは、プリントを行うホットエンドと、そこにフィラメントを送るエクストルーダーが一体になった、ダイレクトエクストルーダータイプのプリントヘッドがついています。フィラメントがうまく送られなくなったときには、この部分を分解する必要が出てくることもありますので、その手順をまとめました。 QIDI X-Plus/X-MAXは、プリントを行うホットエンドと、そこにフィラメントを送るエクストルーダーが一体になった、ダイレクトエクストルーダータイプのプリントヘッドがついています。フィラメントがうまく送られなくなったときには、この部分を分解する必要が出てくることもありますので、その手順をまとめました。
行 28: 行 28:
   * ポッチ破損のフラットケーブルの取り外しの方法   * ポッチ破損のフラットケーブルの取り外しの方法
     * フラットケーブルを外す際にコネクターのポッチを折ってしまう(弱い樹脂部品なので、何回もつけ外しのために押していると高い確率で折れると思います。私は3箇所折りました。[[tools:3dprint:qidi:index.html#トラブル|参考記事]])と、コネクターの抜け防止の爪が引っ込まなくなってコネクターが抜けなくなります。\\ とはいえ、力まかせに引っ張って外したりしていると、そのうちコネクターか基板側の接点がゆがんで接触不良を起こしてしまうと思います。\\ 爪の部分は、折った部品の付け根の金属部分を代わりにピンセットなどで押しこんでやれば動いてくれるので、押しながらコネクターをゆっくり引っ張って抜きます。\\ 取り付けるときにはコネクターを挿すだけでバネで爪が引っかかってくれますので、何もする必要はありません。\\ {{:tools:3dprint:qidi:pa244923r_w600.jpg?direct&200|ここのポッチが}} {{:tools:3dprint:qidi:pa244922r_w600.jpg?direct&200|反対側は取れてしまいました}} {{:tools:3dprint:qidi:pa244924r_w600.jpg?direct&200|ピンセットで押しながらコネクターを抜きます}}     * フラットケーブルを外す際にコネクターのポッチを折ってしまう(弱い樹脂部品なので、何回もつけ外しのために押していると高い確率で折れると思います。私は3箇所折りました。[[tools:3dprint:qidi:index.html#トラブル|参考記事]])と、コネクターの抜け防止の爪が引っ込まなくなってコネクターが抜けなくなります。\\ とはいえ、力まかせに引っ張って外したりしていると、そのうちコネクターか基板側の接点がゆがんで接触不良を起こしてしまうと思います。\\ 爪の部分は、折った部品の付け根の金属部分を代わりにピンセットなどで押しこんでやれば動いてくれるので、押しながらコネクターをゆっくり引っ張って抜きます。\\ 取り付けるときにはコネクターを挿すだけでバネで爪が引っかかってくれますので、何もする必要はありません。\\ {{:tools:3dprint:qidi:pa244923r_w600.jpg?direct&200|ここのポッチが}} {{:tools:3dprint:qidi:pa244922r_w600.jpg?direct&200|反対側は取れてしまいました}} {{:tools:3dprint:qidi:pa244924r_w600.jpg?direct&200|ピンセットで押しながらコネクターを抜きます}}
 +
 +    * ポッチが折れてしまったコネクターを抜き差しする時は、上述のように最初は尖ったピンセットの先で根元部分を押していましたが、もっといい道具を見つけました。\\ この3Dプリンターに同梱されているメンテナンス用の3本のL字六角レンチのうち、一番細いものが、ポッチが折れた後のコネクターの隙間にぴったりだということがわかりました。先も尖っていないし、小さく場所も取らないので使い勝手も上々です。狙った部分をしっかりと押すことが出来ます。\\ {{:tools:3dprint:qidi:p3110731a_w600.jpg?direct&200|下のやつです}} {{:tools:3dprint:qidi:p3070698a_w600.jpg?direct&200|押すと左の爪が引っ込んで、コネクターが外れるようになります}}
 \\  \\ 
 ===== 2)プリントヘッドの分解 ===== ===== 2)プリントヘッドの分解 =====
tools/3dprint/qidi/print_head_disassembly.1668912180.txt.gz · 最終更新: 2022/11/20 11:43 by Staff_Ujiie