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   * **ギャップ調整**は毎回やるものでもなく、日頃プリント状態を見ているなかで、必要を感じたときにやればいいと思います。中にはギャップ調整後にプリント状態が悪化して再調整が必要になることもありました。\\ 予熱した状態でやるべきものという話もあるので、樹脂製のチェック用シートが溶けたら嫌だなと思いながらやってみると、そちらのほうが結果がよいことが多かったです。予熱したことで、ノズルの位置やビルドプレートの位置が変わるとも思えないのですが。\\ 前に使った樹脂がノズルの先に固着していて、それが予熱で溶けて影響しなくなるということは考えられますが、予熱しないときもノズルの先の樹脂が無いようには気をつけていたので、納得のいく結論は出ていません。   * **ギャップ調整**は毎回やるものでもなく、日頃プリント状態を見ているなかで、必要を感じたときにやればいいと思います。中にはギャップ調整後にプリント状態が悪化して再調整が必要になることもありました。\\ 予熱した状態でやるべきものという話もあるので、樹脂製のチェック用シートが溶けたら嫌だなと思いながらやってみると、そちらのほうが結果がよいことが多かったです。予熱したことで、ノズルの位置やビルドプレートの位置が変わるとも思えないのですが。\\ 前に使った樹脂がノズルの先に固着していて、それが予熱で溶けて影響しなくなるということは考えられますが、予熱しないときもノズルの先の樹脂が無いようには気をつけていたので、納得のいく結論は出ていません。
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 +  * 以下はX-MAXを使っていての話ですが、X-Plusも機構は同じですのでこちらに書きます。(2023/12/17)\\ ノズルとビルドプレート間のギャップについては、朝機械を立ち上げたときと、数時間使った後では、プリントに影響するぐらい変わっているというのが、現在の認識です。購入当初はギャップに悩まされた記憶はあなりないので、使っていて出てきたガタによるものなのかもしれませんが、これまで単に気づかなかったのかもしれません。\\ 実際に簡易ギャップ調整の画面で、始動時と、数時間出力した後で比べてみると、この調整画面は0.05mmずつ調整が出来るのですが、1ないし2目盛りぐらい変わります(ということは、使っているうちに0.05~0.1mmギャップが狭くなります)。これは、プリント1層目のビルドプレートへの定着には結構影響が大きい距離で、フィラメントの出方が均一にならずにダマのような部分ができたり、本来のルートではないところを、定着しなかったフィラメントが横切ってしまい、失敗する原因になります。\\ プリントヘッドからビルドブレートまでの機構の大半が金属部品で構成されているので、温度による膨張係数はプラスチック部品よりも大幅に小さいはずですが、朝10℃から使用時80℃としても70℃も温度差があると考えると、小さいとも言い切れず、温度による部品の伸び縮みが主要因ではないかと思います。PLAよりも高温が必要な樹脂をこのところ多くプリントしていて、プリント初期の失敗が続き、ギャップの変動について悩まされました。(参考:{{https://www.yumoto.jp/technology/onepoint/coefficient-of-linear-expansion|線膨張係数とは/温度変化による寸法変化値の計算方法(湯本電気株式会社)}})\\ そこで、室温が低いときには、ヒートベッドの予熱を最初にしておいて、庫内全体の温度を上げるようにするのと、温度差が大きいときは、簡易ギャップ調整を都度行うのをこころがけるようにしています。 
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 ===== トラブル ===== ===== トラブル =====
  
tools/3dprint/qidi/index.html.1689648223.txt.gz · 最終更新: 2023/07/18 11:43 by Staff_Ujiie