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activities:products:pyroelectric_sensor

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activities:products:pyroelectric_sensor [2022/05/15 14:40]
Staff_Ujiie [作動テスト]
activities:products:pyroelectric_sensor [2022/05/15 15:05] (現在)
Staff_Ujiie [作動テスト]
行 1: 行 1:
 ====== 人感(焦電)センサモジュールの作成 ====== ====== 人感(焦電)センサモジュールの作成 ======
  
-{{:activities:products:p5023958r_w000.jpg?direct&500|}}+{{:activities:products:p5023958r_w000.jpg?direct&500|センサモジュール(ケース入り)です}}
 ===== 概要 ===== ===== 概要 =====
  
行 19: 行 19:
   * 展示スペースを見に見た人には、センサの存在を気づかれないのが望ましいので、目立たないように設置します。   * 展示スペースを見に見た人には、センサの存在を気づかれないのが望ましいので、目立たないように設置します。
  
-  * 赤外線を発する物体が近づいたことを捉えるだけのもので個人の特定はできないので、個人情報の考慮は要りません。+  * 赤外線を発する物体が近づいたことを捉えるだけのもので個人の特定はできないので、個人情報の考慮は要りません。
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行 89: 行 89:
     * できるだけ小さく、目立たない色、形     * できるだけ小さく、目立たない色、形
     * 必要な基板が無理なく収まるサイズ     * 必要な基板が無理なく収まるサイズ
-  * この条件で、市販品で使えそうなものがないか探しました。なければ手間をかけて自作です。\\ たまたま、ちょうどよいものが見つかったので、それに追加の加工をして基板を収めます。+  * この条件で、市販品で使えそうなものがないか探しました。なければ手間をかけて自作です。\\ たまたま、ちょうどよいものが見つかったので、それに追加の加工をしてセンサ基板を収めます。
  
 < 選定 > < 選定 >
行 121: 行 121:
   * センサーモジュールとUnipi1.1間の接続ケーブルは、ケースへの引き込み部分の位置固定のために熱収縮スリーブを2枚重ねで使用。また、取り外しを考えて基板には直結せず、コネクターを経由して接続しました。   * センサーモジュールとUnipi1.1間の接続ケーブルは、ケースへの引き込み部分の位置固定のために熱収縮スリーブを2枚重ねで使用。また、取り外しを考えて基板には直結せず、コネクターを経由して接続しました。
  
-  * 自作基板スペーサーに両面テープを付けてケース内に固定しました(作動テスト後に)。\\ \\ {{:activities:products:p5033964r_w600.jpg?direct&200|充填剤大盛り}} {{:activities:products:p5023955_w600.jpg?direct&200|熱収縮スリーブを2箇所に分けて通します}} {{:activities:products:p5023960_w600.jpg?direct&200|ケース内に部品を固定}}+  * 自作基板スペーサーに両面テープを付けてケース内に固定しました(作動テスト後に)。\\ \\ {{:activities:products:p5033964r_w600.jpg?direct&200|充填剤大盛り}} {{:activities:products:p5023955_w600.jpg?direct&200|熱収縮スリーブを2箇所に分けてその間にケースを通します}} {{:activities:products:p5023960_w600.jpg?direct&200|ケース内に部品を固定}}
  
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行 135: 行 135:
   * 本来は専用の治具を使って結線するようですが、端子の穴に入る大きさのマイナスドライバーでも代用できます。\\ とはいうものの、中の金属のばね構造がわからないままドライバーを突っ込んでも、線を差し込める隙間が開かず、力まかせだと取り付けた基板ごと壊してしまいそうです。\\ 差し込んだドライバーの先をてこのように使って取付部の金具をずらす仕組みです。コツさえわかってしまえばそう力がいるものではないのですが、最初はかなり不安になりました。   * 本来は専用の治具を使って結線するようですが、端子の穴に入る大きさのマイナスドライバーでも代用できます。\\ とはいうものの、中の金属のばね構造がわからないままドライバーを突っ込んでも、線を差し込める隙間が開かず、力まかせだと取り付けた基板ごと壊してしまいそうです。\\ 差し込んだドライバーの先をてこのように使って取付部の金具をずらす仕組みです。コツさえわかってしまえばそう力がいるものではないのですが、最初はかなり不安になりました。
  
-  * Unipi1.1上の入力端子毎に付いている赤いLEDの点滅で、センサ信号を受け取っていることが確認できました。センサの説明にあった通り、現在の接続方法ではON/OFFの論理が逆転されています。何も無ければLEDは点灯で、センサが感知するとLEDは消灯になります。\\ {{:activities:products:p5033966r_w600.jpg?direct&200|LED点いています}}+  * Unipi1.1上の入力端子毎に付いている赤いLEDの点滅で、センサ信号を受け取っていることが確認できました。センサの説明にあった通り、現在の接続方法ではON/OFFの論理が逆転されています。何も無ければLEDは点灯で、センサが感知するとLEDは消灯になります。\\ \\ {{:activities:products:p5154016r_w600.jpg?direct&200|WAGO236}} {{:activities:products:p5033966r_w600.jpg?direct&200|LED点いています}}
  
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行 144: 行 144:
 展示スペースのセンサモジュールを設置する位置を決定しました。 展示スペースのセンサモジュールを設置する位置を決定しました。
  
-  * {{ :activities:products:p5103976r_w600.jpg?direct&200|確認用のUnipi}}出来上がったセンサモジュールとUnipi1.1を現場に持ち込んで、センサを仮止めしながら感知状況を確認して、雨に当たらず、かつ死角が最小限になるように道に近いところということで、入り口の軒下に設置することにしました。+  * {{ :activities:products:p5103976r_w600.jpg?direct&200|確認用のUnipi}}出来上がったセンサモジュールとUnipi1.1を現場に持ち込んで、センサを仮止めしながら感知状況をLEDで確認して、雨に当たらず、かつ死角が最小限になるように道に近いところということで、入り口の軒下に設置することにしました。
  
   * この取り付け位置からのセンサの反応は、道の真ん中あたりまで離れると反応しなくなり、展示スペース側の道の端を歩いていれば反応します。特別な対策を取ることもなく丁度よいくらいの感度になってくれました。   * この取り付け位置からのセンサの反応は、道の真ん中あたりまで離れると反応しなくなり、展示スペース側の道の端を歩いていれば反応します。特別な対策を取ることもなく丁度よいくらいの感度になってくれました。
  
-  * 設置場所の道の右側からと左側からとで感度に若干差がある感じがして、ふと気が付いたのですが、今回センサ部品の基板への取り付け上、向きが斜めになったせいで、センサ部品水平・垂直方向感度が異なる影響が出たようです。+  * 設置場所の道の右側からと左側からとで感度に若干差がある感じがして、ふと気が付いたのですが、今回センサ部品の基板への取り付け上、向きが斜めになったせいで、センサの検知範囲が左右で異なってしまったようです。
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 ===== コメント ===== ===== コメント =====
activities/products/pyroelectric_sensor.1652593233.txt.gz · 最終更新: 2022/05/15 14:40 by Staff_Ujiie