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activities:products:kp3s_case [2021/08/20 16:46] Staff_Ujiie [候補] |
activities:products:kp3s_case [2021/09/13 12:00] (現在) Staff_Ujiie [その後] |
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寸法を調べてみると、底面が十分なものはたくさんありますが、高さが足りないものばかりです。縦長のケースはあまり需要がないということでしょうか。 | 寸法を調べてみると、底面が十分なものはたくさんありますが、高さが足りないものばかりです。縦長のケースはあまり需要がないということでしょうか。 | ||
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高さが足りないのは、フタに穴をあけて何か別のカバーを付けてやればどうにかなるのではと思えました。一からケースを作るよりもずっと少ない手間でいけそうです。 | 高さが足りないのは、フタに穴をあけて何か別のカバーを付けてやればどうにかなるのではと思えました。一からケースを作るよりもずっと少ない手間でいけそうです。 | ||
行 55: | 行 55: | ||
** 高さ対策** | ** 高さ対策** | ||
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ケースふたへの穴あけと追加カバーの作成。カバーは、穴とはみ出す部品の形状に合わせて設計し、3Dプリンターで作成の上、フタにねじ止めすることにしました。 | ケースふたへの穴あけと追加カバーの作成。カバーは、穴とはみ出す部品の形状に合わせて設計し、3Dプリンターで作成の上、フタにねじ止めすることにしました。 | ||
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** クッションパッド** | ** クッションパッド** | ||
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もともとKP3Sが入っていた段ボール箱に、黒い緩衝材がたっぷり入っていたので、これを再利用して新ケースの緩衝材パッドを作ることにしました。硬さも十分で、簡単にカッターで切れるので、ザクザク切って本体に合わせて形を作ります。本体を入れた後に、隙間に電源部を入れるために2段重ねの構成にします。 | もともとKP3Sが入っていた段ボール箱に、黒い緩衝材がたっぷり入っていたので、これを再利用して新ケースの緩衝材パッドを作ることにしました。硬さも十分で、簡単にカッターで切れるので、ザクザク切って本体に合わせて形を作ります。本体を入れた後に、隙間に電源部を入れるために2段重ねの構成にします。 | ||
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- | * 設置は、直射日光を避けつつも見やすいテント前面に組み立てます。今回別途作成したフィラメントホルダーも隣に並べました。場所で制約を受けるのはAC電源からのコードの長さぐらいです。\\ 電源さえ取れればどこでも使えるので、オートキャンプのお供とかどうでしょうか。屋外で休み無く動き続ける印刷ヘッドをぼーっと眺めているのもキャンプ時間の過ごし方としてよさそうです。 | + | * 設置は、直射日光を避けつつも見やすいテント前面に組み立てます。今回別途作成した[[activities: |
* さてこのケース、戻ってからの室内収納の際にも役に立っています。機械にほこりが付きませんし、ほぼ密閉されるので、乾燥剤を入れて良いコンディションを保っておけます。 | * さてこのケース、戻ってからの室内収納の際にも役に立っています。機械にほこりが付きませんし、ほぼ密閉されるので、乾燥剤を入れて良いコンディションを保っておけます。 | ||
行 139: | 行 139: | ||
* しばらくたって、ケースを開けてみたら、案の定、電源をのせていた2段目パッドがたわんで曲がってきていました。緩衝材も柔らかいし両面テープの接着面も荒いしということで、貼り付けた面がズレてきているところもあります。\\ 全部直すのは大変なので、今回の曲がりとズレに関わっていそうな部分だけ、両面テープを剥がして接着剤で固定し直しました。たわんだところは裏側に補強も追加しました。 | * しばらくたって、ケースを開けてみたら、案の定、電源をのせていた2段目パッドがたわんで曲がってきていました。緩衝材も柔らかいし両面テープの接着面も荒いしということで、貼り付けた面がズレてきているところもあります。\\ 全部直すのは大変なので、今回の曲がりとズレに関わっていそうな部分だけ、両面テープを剥がして接着剤で固定し直しました。たわんだところは裏側に補強も追加しました。 | ||
- | * 本体のX軸のアームは時間が立つといつの間にか下がってきて、ノズルがプラットホームに刺さっていたりします。特に持ち運びする際の振動によって、X軸の重さでZ軸のスクリューが回ってX軸が下がってきてしまいます。本体をケースに収納する際には、X軸とプラットホームの間に余った緩衝材を必ずはさんでおくようにしましょう。 | + | * 本体のX軸のアームは時間が立つといつの間にか下がってきて、ノズルがプラットホームに刺さっていたりします。特に、持ち運びする際の振動によってX軸の重さでZ軸のスクリューが回って、X軸が下がってきてしまいます。本体をケースに収納する際には、X軸とプラットホームの間に余った緩衝材を必ずはさんでおくようにしましょう。 |
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