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activities:products:3d_map [2021/11/06 10:13] Staff_Ujiie [他の作成方法] |
activities:products:3d_map [2022/03/05 10:47] (現在) Staff_Ujiie [概要] |
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- | ====== 立体地形図 ====== | + | ====== 立体地形図模型 |
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===== 概要 ===== | ===== 概要 ===== | ||
- | 国土地理院から提供されている地形図データの中に、高さを反映させた立体地形図があります。誰でも自分で好きな範囲を選んで立体地形図のデータをダウンロードできるような仕組みが用意されています。 | + | 国土地理院から提供されている地形図データの中に、高さを反映させた立体地形図があります。誰でも自分で好きな範囲を選んで立体地形図のデータをダウンロードできるような仕組みも用意されています。 |
このデータはモニタの画面上で立体で見ることができますが、それを3Dプリンターで出力すれば、簡単に自分だけの地形図模型が手に入ります。これこそまさに3Dプリンターの使いみちだと思い、色々出力して可能性を探ってみました。 | このデータはモニタの画面上で立体で見ることができますが、それを3Dプリンターで出力すれば、簡単に自分だけの地形図模型が手に入ります。これこそまさに3Dプリンターの使いみちだと思い、色々出力して可能性を探ってみました。 | ||
- | (以前にブログ記事として[[https:// | + | (以前にブログ記事として[[https:// |
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===== 検討 ===== | ===== 検討 ===== | ||
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* 白の立体地形図上に、上からプロジェクションマッピングで地形図を投射する。実際にそのような展示をしている施設が幾つかありました。マッピングする内容を差し替えるだけでいろいろな用途に使えて融通がききそうです。 | * 白の立体地形図上に、上からプロジェクションマッピングで地形図を投射する。実際にそのような展示をしている施設が幾つかありました。マッピングする内容を差し替えるだけでいろいろな用途に使えて融通がききそうです。 | ||
* 超小型のレーザープロジェクター(HD301D1)を使って、白い立体地形図模型に航空写真の画像を当ててみました。画像と模型の位置合わせが難しいですが、それなりに表示されて面白いです。小さい文字はよくわかりません。季節ごとに色を変えてみるのも面白そうです。 | * 超小型のレーザープロジェクター(HD301D1)を使って、白い立体地形図模型に航空写真の画像を当ててみました。画像と模型の位置合わせが難しいですが、それなりに表示されて面白いです。小さい文字はよくわかりません。季節ごとに色を変えてみるのも面白そうです。 | ||
- | * 地図模型と投射画像を差し替えて汎用的に使えるような専用のプロジェクタスタンドを作ってみたいと思います。 | + | * 地図模型と投影画像を差し替えて汎用的に使えるような専用のプロジェクタスタンドを作ってみたいと思います。 |
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==== 他の作成方法 ==== | ==== 他の作成方法 ==== | ||
- | * 地形を3Dプリンターでの作るのは、一度に作れる大きさが限られ、かつ作成時間が長くかかってしまいます。大きさについては、分割して作って組み合わせて一つにすれば対応できますが、プリント時間に関してはあまり短縮できません。 | + | * 地形を3Dプリンターで作ろうとすると、一度に作れる大きさが限られ、かつ作成時間が長くかかってしまいます。大きさについては、分割して作って組み合わせて一つにすれば対応できますが、プリント時間に関してはあまり短縮できません。 |
- | * 他に考えられるのは、等高線に沿って切った地図を積み重ねて立体にするやり方です。これならレーザー加工機が使え、一度に加工できる面積も大きくなります。使える材料の範囲も広がります。この方法では、大量に切ったパーツの位置合わせをどうやるかがポイントです。 レーザーなら道路などの情報も彫刻として刻印できます。 | + | * 他に考えられるのは、等高線に沿って切った地図を積み重ねて立体にするやり方です。これならレーザー加工機が使え、一度に加工できる面積も大きくなります。使える材料の範囲も広がります。この方法では、組立の際に大量に切ったパーツの位置合わせをどうやるかがポイントです。 レーザーなら道路などの情報も彫刻として刻印できます。 |
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- | ※本ページ中の立体地形図模型及び地図画像は、国土地理院電子地形図をもとに作成しています。 | + | ※本ページ中の立体地形図模型及び地図図面は、国土地理院電子地形図をもとに作成しています。 |