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Staff_Ujiie [トラブル]
tools:3dprint:qidi2:index.html [2023/12/17 10:55] (現在)
Staff_Ujiie [使い方]
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 ===== 設置 ===== ===== 設置 =====
-  * X-Plusと同様にφ25mmパイプラックの台を新調しました。本体の高さがあるので、台を低め(60cm程、X-Plusは 75cm)にして、X-Plusと上を合わせました)。下の段にはフィラメントの保管ケースを収納しています。+  * {{ :tools:3dprint:qidi2:pb200001_w600.jpg?direct&200|バラ部品で買って組み合わせました。}}X-Plusと同様にφ25mmパイプラックの台を新調しました。本体の高さがあるので、台を低め(60cm程、X-Plusは 75cm)にして、X-Plusと上を合わせました)。下の段にはフィラメントの保管ケースを収納しています。\\ がっしりしていて、プリント中の本体の揺れを抑えます。
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 ===== 使い方 ===== ===== 使い方 =====
-  * X-Plusと使い方は一緒です。+  * X-Plusと[[tools:3dprint:qidi:index.html#使い方|使い方]]は一緒です。
  
   * 使っていてちょっと気になったのは、造形を行っているプラットホームの上面が、X-Plusでは正面から見えるため、印刷中に状況を確認できたのですが、こちらでは丁度本体カバーで隠れる位置になってしまい、正面からでは見えなくなりました。ちょっとしたところですが意外と不便です。   * 使っていてちょっと気になったのは、造形を行っているプラットホームの上面が、X-Plusでは正面から見えるため、印刷中に状況を確認できたのですが、こちらでは丁度本体カバーで隠れる位置になってしまい、正面からでは見えなくなりました。ちょっとしたところですが意外と不便です。
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   * フィラメントリールは、本体上に取り付けるのが定位置ですが、内部にも取り付けられるようになっています(高温造形が必要な素材(ポリカーボネート、ナイロン等)用)。ただしフィラメントの取り回し経路があまり良くなく、他の部品や本体ケースに接触することも多いです。([[activities:products:3d_map_kori-mishiyama#フィラメント|夜間稼働のため内部に取り付けた例]])   * フィラメントリールは、本体上に取り付けるのが定位置ですが、内部にも取り付けられるようになっています(高温造形が必要な素材(ポリカーボネート、ナイロン等)用)。ただしフィラメントの取り回し経路があまり良くなく、他の部品や本体ケースに接触することも多いです。([[activities:products:3d_map_kori-mishiyama#フィラメント|夜間稼働のため内部に取り付けた例]])
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 +  * [[[[tools:3dprint:qidi:print_head_disassembly|プリントヘッドの分解(別記事)]]:フィラメントが詰まったりすると、プリントヘッドを取り外して分解することが必要になります。そのときの手順や注意事項です。
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 ===== トラブル ===== ===== トラブル =====
-  * 購入後最初のプリント(テスト)をしたところ、PLAの造形物がビルドシートから剥がれません。力を入れてスクレーパーで少しずつ剥がしていきましたが、剥がしたシートにフィラメントの色が残っています。\\ 新しいビルドシートは食いつきが良いため剥がれにくく、使っているうちに剥がれるようになるとのレビューも見つけ、そういうこともあるかと思いつつも、X-Plusでは色が残ったりすることはありませんでした。\\ ある時、本体の温度設定を見ていて、予熱時のビルドプレートの温度が76℃になっていることに気がつきました。プリント時のビルドプレートの温度は50~60℃とされているPLAフィラメントが多く、76℃は高すぎます。プリント前の予熱で76℃に熱せられて、プリント開始から50℃に設定が変わっても、厚みが6mmあるアルミ製のプラットホームの実際の温度はすぐには下がりません。\\ プリント開始後しばらくは、高温のためにフィラメントがビルドシートの凸凹の中に入り込んで固まり、簡単には剥がせなくなったということもあるのではと思います。設定画面上で予熱温度は変えられるので、60℃くらいに下げましたが、購入直後の初期値がこれでは困ります(一度設定値を変えるとは記憶されます)。+  * 購入後最初のプリント(テスト)をしたところ、PLAの造形物がビルドシートから剥がれません。力を入れてスクレーパーで少しずつ剥がしていきましたが、剥がしたシートにフィラメントの色が残っています。\\ 新しいビルドシートは食いつきが良いため剥がれにくく、使っているうちに剥がれるようになるとのレビューも見つけ、そういうこともあるかと思いつつも、X-Plusでは色が残ったりすることはありませんでした。\\ ある時、本体の温度設定を見ていて、予熱時のビルドプレートの温度が76℃になっていることに気がつきました。プリント時のビルドプレートの温度は50~60℃とされているPLAフィラメントが多く、76℃は高すぎます。プリント前の予熱で76℃に熱せられて、プリント開始から50℃に設定が変わっても、厚みが6mmあるアルミ製のプラットホームの実際の温度はすぐには下がりません。\\ プリント開始後しばらくは、高温のためにフィラメントがビルドシートの凸凹の中に入り込んで固まり、簡単には剥がせなくなったということもあるのではと思います。設定画面上で予熱温度は変えられるので、60℃くらいに下げましたが、購入直後の初期値がこれでは困ります(一度設定値を変えるとそれ以降は記憶されます)。
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tools/3dprint/qidi2/index.html.1654835383.txt.gz · 最終更新: 2022/06/10 13:29 by Staff_Ujiie