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howto:open_plc:time_period

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howto:open_plc:time_period [2022/10/17 12:20]
Staff_Ujiie [考え方]
howto:open_plc:time_period [2023/01/31 12:42] (現在)
Staff_Ujiie [考え方]
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 ===== 考え方 ===== ===== 考え方 =====
-  * 基準日時からの経過秒数の数値で時間を表していて、どんどん数値が増えてゆくUNIX時間で時間帯を区切るのは、数値の大小で時間の前後を判断させればよいと思えます。\\ ただし、形式を変換したあとの時刻データで大小の比較ができるのかは、よくわかりません。\\ 実際に設定して動かして試してみたら、時刻の大小比較でON/OFFの使い分けができました。+  * 基準日時からの経過秒数の数値で時間を表していて、どんどん数値が増えてゆく[[howto:open_plc:sys_time|UNIX時間]]で時間帯を区切るのは、数値の大小で時間の前後を判断させればよいと思えます。\\ ただし、形式を変換したあとの時刻データで大小の比較ができるのかは、よくわかりません。\\ 実際に設定して動かして試してみたら、時刻の大小比較でON/OFFの使い分けができました。
  
   * __XX時以降__と__YY時まで__の2つの条件を組み合わせて、XX時~YY時の時間帯を指定する条件にします。   * __XX時以降__と__YY時まで__の2つの条件を組み合わせて、XX時~YY時の時間帯を指定する条件にします。
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 ===== 設定方法 ===== ===== 設定方法 =====
-  * 1日の中の時刻の形式に現在時刻のデータを変換します。+  * **1日の中の時刻の形式**に現在時刻のデータを変換します。
  
-  * 数値の大小を比較する機能ブロック**GT**、**LT**を使って、XX時以降とYY時以前の2つの条件を作成します。\\ IN1、IN2の2つの入力を比較して、OUTからON/OFFの値を出力します。**GT**は、IN1>IN2でOUT=ON、**LT**は、IN1<IN2でOUT=ONになります。\\ {{:howto:open_plc:sc_2022-10-16_17.32.53.png?direct&200|GT}} {{:howto:open_plc:sc_2022-10-16_17.34.20.png?direct&200|LT}}+  * 数値の大小を比較する機能ブロック**GT**、**LT**を使って、**XX時以降****YY時以前**の2つの条件を作成します。\\ IN1、IN2の2つの入力を比較して、OUTからON/OFFの値を出力します。**GT**は、IN1>IN2でOUT=ON、**LT**は、IN1<IN2でOUT=ONになります。\\ {{:howto:open_plc:sc_2022-10-16_17.32.53.png?direct&200|GT}} {{:howto:open_plc:sc_2022-10-16_17.34.20.png?direct&200|LT}}
  
-  * 利用しやすくするために、運転時間帯中ONにする内部スイッチを作ることにします。**GT**、**LT**が両方ONになったときに、一つの内部コイルがONになるように配線します。+  * 利用しやすくするために、**運転時間帯中ONにする内部スイッチ**を作ることにします。**GT**、**LT**が両方ONになったときに、一つの内部コイルがONになるように配線します。
  
-  * 他の場所では、そのコイルに対応した内部スイッチを、運転時間帯を示す条件として配置します。+  * 他の場所では、そのコイルに対応した内部スイッチを、**運転時間帯を示す条件**として配置します。
  
-  * 作成例:私が自動運転で設定している内容です。\\ 1行目が現在時間を時刻の形式TODに変換します。\\ 2,3行目が7時以降と21時以前の条件設定で、それぞれにつながった内部コイル(i7_ServStart, i8_ServStop)をON/OFFします。\\ 4行目で両方の条件を満たす時に上記コイルに対応した内部スイッチがONになり、i9_servSWコイルがONになります。\\ あとは運転内容を記述する場所で、i9_servSWコイルの内部スイッチを必要条件として設置してやります。\\ {{:howto:open_plc:sc2022-10-16_16.55.11.png?direct&600|}}+  * 作成例:私が自動運転で設定している内容です。\\ 1行目が現在時間を時刻の形式**TOD**に変換します。\\ 2,3行目が7時以降と21時以前の条件設定で、それぞれにつながった内部コイル(i7_ServStart, i8_ServStop)をON/OFFします。\\ 4行目で両方の条件を満たす時に上記コイルに対応した内部スイッチがONになり、i9_servSWコイルがONになります。\\ あとは運転内容を記述する場所で、i9_servSWコイルの内部スイッチを必要条件として設置してやります。\\ {{:howto:open_plc:sc2022-10-16_16.55.11.png?direct&600|}}
  
  
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 ===== 補足事項 ===== ===== 補足事項 =====
-  * 疑問:日をまたぐ設定では時刻データの大小関係がどのようになるのでしょうか。\\ 試してみたい気もしますが、運用中のPLCシステムは現在別の場所で常時稼働中のため試せないので、もう一台準備したら試してみたいと思います。+  * 疑問:日をまたぐ時間帯の設定では時刻データの大小関係がどのようになるのでしょうか。\\ 試してみたい気もしますが、運用中のPLCシステムは現在別の場所で常時稼働中のため容易に試せないので、もう一台準備したら試してみたいと思います。
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howto/open_plc/time_period.1665976816.txt.gz · 最終更新: 2022/10/17 12:20 by Staff_Ujiie