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howto:open_plc:index.html [2024/04/21 09:39] Staff_Ujiie [マイコンボード(Arduino純正/互換機)への対応について] |
howto:open_plc:index.html [2024/08/17 15:30] (現在) Staff_Ujiie [ソフトウェアの紹介] |
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- | * このソフトの使い方を学ぶには、まず第一に公式サイトのドキュメントの説明をよく読むことです。不具合が出たと思って慌てても、よくよく見たら説明に書いてあったということが往々にしてあります。 | + | * このソフトの使い方を学ぶには、まず第一に公式サイトのドキュメントの説明をよく読むことです。不具合が出たと思って慌てても、よくよく見たら公式の説明に書いてあったということが往々にしてあります。 |
- | * 次にYouTubeの動画も、そこでしかわからないだろう内容がありますので見ておいたほうが良いです。動画の説明内容を見ていて、頭のいい人だなと思います。 | + | * 次に、YouTubeの動画も、そこでしかわからないだろう内容があったりしますので見ておいたほうが良いです。動画の説明内容を見ていて、頭のいい人だなと思います。 |
- | * 後はサイト内の[[https:// | + | |
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* IEC61131-3に準拠しているため、PLCプログラミングの仕様の詳細はそちらを参照するということで、プログラミングの仕方についてもマニュアルはありません(Learningのページに今後作るようですが)。 | * IEC61131-3に準拠しているため、PLCプログラミングの仕様の詳細はそちらを参照するということで、プログラミングの仕方についてもマニュアルはありません(Learningのページに今後作るようですが)。 | ||
- | * ソフトはバグ対応や機能アップの改修が随時続けられており、同じレビジョンでも日単位で頻繁に更新されています。すでに使っているエディターを最新状態にするのは、最新版のチェックメニューがあり、そこから更新が出来るようになっています。\\ \\ 以前にその機能で更新をしてアップデートしたらエラーが出たので、OpenPLCのフォーラム内で同様の内容のエラー報告を探して見つけたところ、[[https:// | + | * ソフトはバグ対応や機能アップの改修が随時続けられており、同じレビジョンでも日単位で頻繁に更新されています。すでに使っているエディターを最新状態にするのは、最新版のチェックメニューがあり、そこから更新が出来るようになっています。\\ \\ 以前にその機能で更新をしてアップデートしたらエラーが出たので、OpenPLCのフォーラム内で同様の内容のエラー報告を探して見つけたところ、[[https:// |
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+ | * エディターを最新版に更新するのは、メニューからチェックと更新が出来るようになっていますが、 一方ランタイムの方は、自分で更新作業をすることになります。新しいプログラムのインストールプロセスで、既に入っている古いプログラムは削除して入れ替えてくれます([[https:// | ||
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- | * エディターを最新版に更新するのは、メニューからチェックと更新が出来るようになっていますが、 一方ランタイムの方は、自分で更新作業をすることになります。新しいプログラムのインストールのプロセスで、古いものは削除して入れ替えてくれます([[https:// | + | * Windows10標準のアンチウイルス機能のDefenderによって、OpenPLCエディターのシミュレーション・デバック機能がウイルスに誤検知されるというトラブルを体験しました([[howto:open_plc: |
- | (2024/04/20)。 | + | |
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===== ハードウェアについて ===== | ===== ハードウェアについて ===== | ||
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* 出来合いのPLC製品ということでは、Arduino公式にArduino-proというシリーズがあり、その中の[[https:// | * 出来合いのPLC製品ということでは、Arduino公式にArduino-proというシリーズがあり、その中の[[https:// | ||
- | * Arduino公式が、産業用というか従来の製品に比べ大きめのPLC製品を出してきて、この分野に手を広げている印象がある一方で、OpenPLCは、PLCを小さなマイコンボードで使えるようにしようと、対象的に進んできている印象があります。マイコンチップもどんどん高性能で小さく安くなっており、それをPLCとして使える手段が加わることによって、できることの可能性が大きく広がってきています。(2024/ | + | * Arduino公式が、産業用というか従来の製品に比べ大きめのPLC製品を出してきて、この分野に手を広げている印象がある一方で、OpenPLCは、PLCを小さなマイコンボードで使えるようにしようと、対象的に進んできている印象があります。マイコンチップもどんどん高性能で小さく安くなっており、それをPLCとして使える手段が加わることによって、できることの可能性が大きく広がってきています。(2024/ |
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* 一口にArduinoボードといっても、Arduino IDEでプログラムを作ってマイコンに書き込むArduinoの仕組みが、その互換機や他の様々なマイコンボードでも利用されるようになっています。\\ OpenPLCでは、Arduino純正製品+αを公式対象機器としていますが、自分で設定すれば対象外のボードでも使うことが出来ます(Arduino IDEが使える製品なら比較的容易とのこと)。 | * 一口にArduinoボードといっても、Arduino IDEでプログラムを作ってマイコンに書き込むArduinoの仕組みが、その互換機や他の様々なマイコンボードでも利用されるようになっています。\\ OpenPLCでは、Arduino純正製品+αを公式対象機器としていますが、自分で設定すれば対象外のボードでも使うことが出来ます(Arduino IDEが使える製品なら比較的容易とのこと)。 | ||
- | * 2021/ | + | * 2021/ |
- | * さらに、先日(2024/ | + | * さらに、先日(2024/ |
- | (2024/04/20) | + | (2024/07/26) |
===== PLCの国際基準 IEC61131-3 ===== | ===== PLCの国際基準 IEC61131-3 ===== | ||
* 生産設備のオートメーション等に多く使われてきたPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)のプログラムを共通化することで、異なるメーカーのPLCでも同じプログラムが再利用できるような効率的な環境を目指す国際基準です。PLCプログラムの仕様を詳しく規定しています。 | * 生産設備のオートメーション等に多く使われてきたPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)のプログラムを共通化することで、異なるメーカーのPLCでも同じプログラムが再利用できるような効率的な環境を目指す国際基準です。PLCプログラムの仕様を詳しく規定しています。 | ||
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+ | ※私が理解している内容で書いているので、もしかしたら誤解や理解不足等あるかもしれません。元情報へのリンクをつけていますので、活用の際はご自分で確認・検証をお願いします。 |