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activities:products:replace_parts [2022/04/16 11:43]
Staff_Ujiie [プリント]
activities:products:replace_parts [2022/04/16 11:55] (現在)
Staff_Ujiie [ロールスクリーン破損部品のリプレース]
行 4: 行 4:
  
 {{:activities:products:p4103760_w600.jpg?direct&400|}} {{:activities:products:p4103760_w600.jpg?direct&400|}}
 +\\ 
 ===== 経緯 ===== ===== 経緯 =====
   * {{ :activities:products:p1103158r_w600.jpg?direct&200|こんなものです}}店舗室内の窓に付いているロールスクリーンは、この物件を借りたときから付いているもので、結構年数がいっていると思いますが、なにせ窓が多いので、新調せずにそのまま使っています。\\ 先日スクリーンを下げようと思って紐を引っ張ったら、紐が落ちてきました。ロールスクリーンの下の棒に紐を固定している樹脂部品が真っ二つに割れて外れていました。   * {{ :activities:products:p1103158r_w600.jpg?direct&200|こんなものです}}店舗室内の窓に付いているロールスクリーンは、この物件を借りたときから付いているもので、結構年数がいっていると思いますが、なにせ窓が多いので、新調せずにそのまま使っています。\\ 先日スクリーンを下げようと思って紐を引っ張ったら、紐が落ちてきました。ロールスクリーンの下の棒に紐を固定している樹脂部品が真っ二つに割れて外れていました。
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   * 横断面のスケッチは、最初にロールスクリーンのパイプの輪郭を円とフィット点スプラインで作り、その輪郭線を基準にオフセット線を引いて部品の輪郭を作っていきます。目安とする基準線を何本も引いて、それを参考に部品の輪郭線をスプライン曲線で作っていきます。   * 横断面のスケッチは、最初にロールスクリーンのパイプの輪郭を円とフィット点スプラインで作り、その輪郭線を基準にオフセット線を引いて部品の輪郭を作っていきます。目安とする基準線を何本も引いて、それを参考に部品の輪郭線をスプライン曲線で作っていきます。
 +{{:activities:products:sc2022-04-09_16.58.13r_w600.png?direct&200|上を厚めに}} {{:activities:products:sc2022-04-09_16.58.54r_w600.png?direct&200|下はオリジナルとはちょっと違います}}
 \\  \\ 
  
 ===== プリント ===== ===== プリント =====
-<スライス>+**<スライス>**
 {{:activities:products:sc2022-04-10_09.46.26r_w600.png?direct&200|縦に配置}} {{:activities:products:sc2022-04-10_10.04.24r_w600.png?direct&200|サポートは少なくてすみます}} {{:activities:products:sc2022-04-10_10.05.17r_w600.png?direct&200|断面のアップ}} {{:activities:products:sc2022-04-10_09.46.26r_w600.png?direct&200|縦に配置}} {{:activities:products:sc2022-04-10_10.04.24r_w600.png?direct&200|サポートは少なくてすみます}} {{:activities:products:sc2022-04-10_10.05.17r_w600.png?direct&200|断面のアップ}}
   * できるだけ強度を上げたいので、プリントの向きをパイプが縦になるように配置します。こうすると1本のフィラメントが途切れずにパイプをくるむ形で積層されるので、破損した部品のように縦に割れてしまう事態は起きにくくなると思います。   * できるだけ強度を上げたいので、プリントの向きをパイプが縦になるように配置します。こうすると1本のフィラメントが途切れずにパイプをくるむ形で積層されるので、破損した部品のように縦に割れてしまう事態は起きにくくなると思います。
行 49: 行 49:
   * 縦にプリントするのでサポートを付けることは必要です。とはいえ、この位置だとサポート除去跡は目立たないと思います。   * 縦にプリントするのでサポートを付けることは必要です。とはいえ、この位置だとサポート除去跡は目立たないと思います。
  
-<プリント結果>+**<プリント結果>**
 {{:activities:products:p4103753r_w600.jpg?direct&200|糸が目立ちます}} {{:activities:products:p4103754r_w600.jpg?direct&200|一見悲惨にも見えますが}}\\ {{:activities:products:p4103755r_w600.jpg?direct&200|糸を取るときれいです}} {{:activities:products:p4103757r_w600.jpg?direct&200|紐通しの穴は手を加えます}} {{:activities:products:p4103756r_w600.jpg?direct&200|下側}} {{:activities:products:p4103753r_w600.jpg?direct&200|糸が目立ちます}} {{:activities:products:p4103754r_w600.jpg?direct&200|一見悲惨にも見えますが}}\\ {{:activities:products:p4103755r_w600.jpg?direct&200|糸を取るときれいです}} {{:activities:products:p4103757r_w600.jpg?direct&200|紐通しの穴は手を加えます}} {{:activities:products:p4103756r_w600.jpg?direct&200|下側}}
   * 部品の内側に糸引きが多数発生していました。PETGの場合、糸は簡単にパラパラと取れてくるのでたくさんあってもあまり心配は要りません。取り残しがないように注意しながら全体にスクレーパーの刃を当てて取っておきます。   * 部品の内側に糸引きが多数発生していました。PETGの場合、糸は簡単にパラパラと取れてくるのでたくさんあってもあまり心配は要りません。取り残しがないように注意しながら全体にスクレーパーの刃を当てて取っておきます。
行 67: 行 67:
   * スクリーンを上げ下げしてみましたが機能的にも問題なさそうです。見た目も言われなければ気が付かないぐらいに違和感なくおさまっています。   * スクリーンを上げ下げしてみましたが機能的にも問題なさそうです。見た目も言われなければ気が付かないぐらいに違和感なくおさまっています。
  
 +{{:activities:products:p4103758_w600.jpg?direct&200|先に紐を通します}} {{:activities:products:p4103762_w600.jpg?direct&200|遠目には隣の窓と同じに見えます}}
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activities/products/replace_parts.1650077016.txt.gz · 最終更新: 2022/04/16 11:43 by Staff_Ujiie