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activities:products:plc [2022/07/02 15:33] Staff_Ujiie [OpenPLC] |
activities:products:plc [2023/12/05 10:27] (現在) Staff_Ujiie [OpenPLC] |
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===== きっかけ ===== | ===== きっかけ ===== | ||
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===== PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)について ===== | ===== PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)について ===== | ||
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* 使い方 | * 使い方 | ||
- | * プログラムを作るエディタ/ハードウェアに組み込む実行環境のランタイム/監視用ソフトのSCADAの3つに分かれており、手順に従ってしばらく動かしてみているとすぐ慣れると思います。難しいかどうかは、むしろこのソフトがどうという以前に、PLCというシステムの理解に左右されると思います。 | + | * プログラムを作るエディタ/ハードウェアに組み込む実行環境のランタイム<del>/監視用ソフトのSCADA</ |
* Web上では、PLC関連というと三菱のシーケンサのプログラム関連の記事が多く出てきますが、それらよりもこちらの方がわかりやすい感じがします。 | * Web上では、PLC関連というと三菱のシーケンサのプログラム関連の記事が多く出てきますが、それらよりもこちらの方がわかりやすい感じがします。 | ||
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* Unipi1.1/ | * Unipi1.1/ | ||
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===== 市販製品の活用 ===== | ===== 市販製品の活用 ===== | ||
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===== Raspberry Piの設定 ===== | ===== Raspberry Piの設定 ===== | ||
UniPi1.1に乗せたRaspberry PiにOpenPLCを設定します。 | UniPi1.1に乗せたRaspberry PiにOpenPLCを設定します。 | ||
- | * 最新版のOSをインストールし、OpenPLCのランタイムをインストールします。 | + | * 最新版のOSをインストールし、OpenPLCのランタイムをインストールします。OpenPLCのページでは、UniPi1.1はUniPi Industrial Platformという呼び名が使われています。 |
* 書籍記事を参考に、Raspberry PiとWifiでつないでPLCプログラムを送り込めるように、Wifiルータの設定をします。 | * 書籍記事を参考に、Raspberry PiとWifiでつないでPLCプログラムを送り込めるように、Wifiルータの設定をします。 | ||
* その後、他の機器からWifiのSSIDが見えなくなる現象が起きました。書籍中にもこの話があったので、システム起動時にWifi機能をOFF/ONするような設定を行うことで対応しました。\\ Raspberry Piのシャットダウンが適正にされていないときに起きる不具合のようですが、単体で動かしているときは、運用上避けられないと思います。パワースイッチが欲しくなります(ちなみにBeagle Bone Blackでは基板上にパワースイッチが付いていて、ワンタッチでシャットダウンプロセスを開始できます)。 | * その後、他の機器からWifiのSSIDが見えなくなる現象が起きました。書籍中にもこの話があったので、システム起動時にWifi機能をOFF/ONするような設定を行うことで対応しました。\\ Raspberry Piのシャットダウンが適正にされていないときに起きる不具合のようですが、単体で動かしているときは、運用上避けられないと思います。パワースイッチが欲しくなります(ちなみにBeagle Bone Blackでは基板上にパワースイッチが付いていて、ワンタッチでシャットダウンプロセスを開始できます)。 | ||
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===== ラダープログラム ===== | ===== ラダープログラム ===== | ||
- | PLCをプログラムする言語は幾つかありますが、過去からよく使われてきたのはラダー言語になります。今回はラダー言語を学んでプログラムを作ります。\\ | + | PLCをプログラムする言語は幾つかありますが、過去からよく使われてきたのはラダー図になります。今回はラダー図を学んでプログラムを作ります。\\ |
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基本のブロックはスイッチとコイル(リレーの一部分)で、実際の入出力と対応させることで周辺機器から信号を受け取ったり、機器を操作したりします。いろいろな処理ができるように、内部処理用のスイッチやコイル、各種機能用の専用ブロックも用意されています。これらをつないで組み合わせて、目的の自動処理を実現するラダー図を作ってゆくことになります。 | 基本のブロックはスイッチとコイル(リレーの一部分)で、実際の入出力と対応させることで周辺機器から信号を受け取ったり、機器を操作したりします。いろいろな処理ができるように、内部処理用のスイッチやコイル、各種機能用の専用ブロックも用意されています。これらをつないで組み合わせて、目的の自動処理を実現するラダー図を作ってゆくことになります。 | ||
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