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activities:products:pcb_spacer [2022/05/07 15:34] Staff_Ujiie [コメント] |
activities:products:pcb_spacer [2022/05/13 10:19] (現在) Staff_Ujiie [設計] |
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===== 設計 ===== | ===== 設計 ===== | ||
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- | * 3Dプリント用のモデル(ボディ)は、ボディの結合で新規コンポーネント内に作成します。結合時の各ツールボディはモデルを何種類も作る際に使い回すので、保持しておきます。 | + | * 最終的なモデル(ボディ)は、ボディの結合で新規コンポーネント内に作成します。ルートに置いてある結合前の各ボディ部品はモデルを何種類も作る際に使い回すので、保持しておきます。 |
- | * 個別に必要な内容は、それぞれのコンポーネント内でスケッチや押し出し等を行って反映させ、モデルを完成させます。今回のものは、センサー部品の取り付け位置の関係で、干渉しそうな底板の一部に切り欠き部分を設けました。 | + | * 個別のモデルで独特な内容は、それぞれのコンポーネント内でスケッチ作成や押し出し等を行って反映させ、3Dプリントに使うモデルを完成させます。今回のものは、センサー部品の取り付け位置の関係で、干渉しそうな底板の一部に切り欠き部分を設けました。 |
* バリエーションをつくる場合は、ルートにあるボディ部品に必要な修正を加えたり(フィーチャ編集)、新たな部品を追加したりして、組み合わせて結合し、バリエーションのモデルを新規コンポーネント内に作成していきます。 | * バリエーションをつくる場合は、ルートにあるボディ部品に必要な修正を加えたり(フィーチャ編集)、新たな部品を追加したりして、組み合わせて結合し、バリエーションのモデルを新規コンポーネント内に作成していきます。 | ||
- | * 共通に使う部品はルートで作成して、それらを使って3Dプリントする個別のモデルを専用のコンポーネント内に作っていく作業イメージです。個別の場合にだけ必要な内容はそのコンポーネント内で加工します。 | + | * 共通に使う部品はルートで作成して、それらを使って3Dプリントする個別のモデルを専用のコンポーネント内に作っていく作業イメージです。個別の場合にだけ必要な内容をそのコンポーネント内で加工します。 |
- | * 底板部品の縁は、柱の場所以外には大きく面取りを行って、後で外すときの引っ掛かりを作っておきます。内側の円径の穴も同様です。 | + | * 底板の縁に、四隅以外は大きく面取りを行って、後で外す際の引っ掛かりを作っておきます。内側に開けた円の穴も同様です。 |
* ケース組み込み時に困ることがないように、基板サイズの外形からはみ出す部分が無いようにしています。 | * ケース組み込み時に困ることがないように、基板サイズの外形からはみ出す部分が無いようにしています。 | ||
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===== 3Dプリント ===== | ===== 3Dプリント ===== | ||
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* 四隅に4本の柱が立つ形(特に柱を高くしたタイプ)の場合、糸引きやひげのようなものが付きがちですが、モデルの形自体はきちんと出ています。しょせん治具なので、寸法通りの形ができていれば問題ありません。 | * 四隅に4本の柱が立つ形(特に柱を高くしたタイプ)の場合、糸引きやひげのようなものが付きがちですが、モデルの形自体はきちんと出ています。しょせん治具なので、寸法通りの形ができていれば問題ありません。 | ||
- | * ちょっと心配だった、基板の穴に差す部分も無理なく脱着できました。 | + | * ちょっと心配だった、基板の穴に差すピンの部分も無理なく抜き差しできました。 |
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===== 装着 ===== | ===== 装着 ===== | ||
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* 基板を装着したら、四隅で突き出したピンの頭をはんだごての熱で軽く潰せば、固定されます。 | * 基板を装着したら、四隅で突き出したピンの頭をはんだごての熱で軽く潰せば、固定されます。 | ||
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===== コメント ===== | ===== コメント ===== | ||
- | * 今回は30×70mmの基板用に、ケース組み込み用とはんだ付け治具用の2種類を作りました(治具用は後から作ってみたので実際には使っていませんが)。 | + | * 今回は30×70mmの基板用に、ケース組み込み用とはんだ付け治具用の2種類を作りました(はんだ付け治具用は後から作ってみたので実際には使っていませんが)。 |
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- | * 購入した基板のセットも色々なサイズ(4種類×5枚)が入っているので、各種サイズに合わせてスペーサーベースのモデルを追加する予定です。底板の寸法以外は同じでよいので、バリエーションも簡単に作れます。 | + | * この方式でφ3mm用も作っても良さそうですが、基板が大きくなるとプリント時間が長くなってしまうので、小さい基板にこそ向いていると思います。特殊な形のケースや、穴あけ出来ないケース等に基板を組み込む際に使い道がありそうです。 |
+ | * このあと基板に部品を取り付けて配線していきましたが、ここで作っていた基板のスケッチモデルが配線図の検討とチェックのために利用できて一石二鳥でした。この話は別のところで。 | ||
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