一見プログラムのバグにも思えるこの辺の動作については、OpenPLCフォーラムの
ここの投稿で考察されています。
アナログ出力に数値を送る機能ブロックがイネーブル機能で停止したときに、アナログ出力にOFF相当の0を上書きするかどうかが、PLCソフトウェア(OpenPLCとCODESYS)によって異なっているという課題提起です。OpenPLCは0の上書き派です。PLCの国際基準(IEC61131-3)の解釈の仕方から生まれた動作の違いとのことですが、機能ブロックが停止の際に0を上書きする仕様は間違った解釈という結論になりました。
そうするとイネーブル機能を使うこのやり方では、アナログ出力を0にできないことになります。その後のバージョンアップを経て、現行のOpenPLCは0を上書きしない仕様になっています。