元の純正部品の構造を参考に、作る形と寸法を決めて3Dモデルをデザインします。
押さえの軸受けの部分は、一度作ったら、色々なサイズを作るときにも使いまわしできます。
外形はもとのままよりも多少アレンジを入れるとやる気につながります。糸がスムーズに出てくるように、押さえの縁には丸みを持たせます。
寸法はよく使う糸コマの直径より少し大きいくらいに決めます。
軸受けの部分は軸との摩擦があるようにします。ここがゆるゆるだと押さえになりません。オリジナルの部品がそのへんをどうやっているのかよく観察します。変形しやすい柔らかめの樹脂を使っていたり、曲がって押し付けられてバネのように働かせたりしています。またネットで検索すると他にもいろいろな形状が見つかりました。
外周に糸が引っかかるところが無いようにします。
自分で作ろうと思って調べてゆくと、純正部品がよく考えて作られていることがわかって感心します。