オートマタ/からくりおもちゃといったおもちゃのジャンルがあります。自動や手動でさまざまな動きをしてみせる人形や置きものなどで、子供や大人を問わず大抵のひとは好きだと思います。
江戸時代に茶運び人形が作られたり、飛騨高山祭でのからくり奉納は有名ですし、西欧では時計台に組み込まれたからくり仕掛けなどがあります。
比較的単純な仕掛けによって、テーマとする人形や動物などに面白みのある動きをさせるのがポイントです。そのために、歯車やカム、リンクなどの、動きを操作する機構が使われます。決して各関節をモーターでつないでそれっぽく電子制御して実現する動きではありません。使われている仕組みはシンプルなものが多いですが、動かすテーマとうまくマッチしたところで面白みが生み出されます。
いろいろ見ているうちに自分でも作りたくなってきました。
前からからくり人形やオートマタというものがあるのは知っていて興味も持っていましたが、直接のきっかけとなったのは、以下の作品と書籍です。